
丸線とは、断面が円形の棒状の金属素材を指します。鉄やステンレス、真鍮、アルミニウムなど、さまざまな金属が丸線として加工され、幅広い用途で使用されています。その汎用性から、建築、工業、アート分野など、日常生活のあらゆる場面で目にすることができます。
丸線の主な用途
1. 建築・工業分野
- 建築資材として、構造の強化や補強に使用されます。
- 溶接や加工の基礎素材として、鉄筋やフレームの部品に。
- 自動車や機械部品の製造にも欠かせない素材です。
2. アート・デザイン分野
- 彫刻やインテリアアートの制作。
- デザイン性のある照明や家具の装飾に使用されます。
3. DIYやクラフト
- フックやスタンド、ハンガーなどの製作。
- 丈夫で加工しやすいため、家庭用DIYにも人気の素材です。
ジュエリーでの丸線の活用
ジュエリー制作では、丸線は独特のデザイン性や加工のしやすさから、装身具の素材としても活用されています。
丸線のジュエリー制作の利点
- 柔軟性と強度:
- 丸線は、細さや厚みを自由に選べるため、繊細なデザインから重厚感のあるデザインまで対応できます。
- デザインの自由度:
- 丸線を曲げたり、重ねたり、組み合わせたりすることで、独自の造形が可能です。
- 例として、複数の丸線を集めて形を作る「community 1st」のようなリングがあります。
- ハンドメイドの温もり:
- 手作業で丸線を加工することで、機械的ではない温かみのあるデザインを生み出せます。
ジュエリー制作の具体例
- リング: 複数の丸線を束ねたり、模様を刻んでオリジナルデザインのリングを作ることができます。
- ブレスレットやネックレス: シンプルなラインや個性的な立体感のある作品が作れます。
丸線を使ったリング「community 1st」の紹介
作家・仲田泰輔のリング「community 1st」は、丸線を集めて一つの形にすることで、共同体をテーマにしたデザインを表現しています。鉄という素材に独特の加工を施すことで、重厚感と手作りの温かみが融合した特別なジュエリーです。
まとめ
丸線は、建築や工業用途だけでなく、ジュエリー制作にも活用できる非常に多用途な素材です。その汎用性を活かして、日常使いのアクセサリーからアート性の高い作品まで幅広いデザインが可能になります。

畠山浩平 プロフィール
東京都出身。東京都立工芸高校アートクラフト科で金属工芸を学ぶ。卒業後、仲間と工房を立ち上げ、作品制作やジュエリー教室を運営。2023年に広島市に移住し、彫金とジュエリーの工房「SHIYOL」を開設。現在、一般向け教室やオーダーメイドジュエリー、修理、下請け制作を行い、グループ展で作品を発表。主な技法は、真鍮・銀の金属加工と、細工蝋を用いたロストワックス技法。
公募実績
2018 日本ジュエリー展 入選
2020 日本ジュエリー展 入選
趣味:アニメ、映画、音楽、山歩き、美味しいもの


